だお的自遊 ziyou
だおの中国生活日記です。介紹一下DAO的北京生活

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風邪ひきレビュー1 「世界」(ジャージャンク監督作品)

風邪の具合が大分よくなってきました。まだのどは痛いですが体は動ける感じに。出社。


ここ数日は外も寒くて風が強いのでほぼ引きこもり生活、買ったものの、見て/読んでいない、うず高く積もった映画・本を消費して過ごしていました。


何回かに分けて、えらそうにレビューしてみます。




「世界」 賈樟柯(ジャージャンク)監督


張芸謀(チャンイーモウ)陳凱歌(チェンカイコー)らの第五世代に続く、第六世代を代表する監督。カンヌ、ヴェネチア、ベルリンなどの映画祭で色々受賞しているが、まだ35才。すごいヘビースモーカーらしい。


この監督の作品は先鋭的な内容すぎて、これまで中国国内での劇場公開は禁止されていたが、
この作品は昨年初めて上映された。(それでも当局の指示で相当の内容変更があったらしい)


去年北朝鮮に行った時アネさんから名前を聞き、DVDを何本か買ったが放置していた。


北京に実在する「世界公園」を舞台にした物語。
(実際のロケはここと深「世界之窓」の両方で行われたそうだ)




・ストーリー(公式HPより)
北京郊外にあるアミューズメント・パーク「世界公園」。エッフェル塔やピラミッド、タージ・マハールや五重塔といった世界40ヶ国109ヶ所のモニュメントが10分の1に縮小、再現されている観光スポットだ。
この公園でダンサーとして働くタオは、毎日あでやかな衣装を身にまとい舞台に立っている。あるときはインドや日本の民族衣装を、またあるときはスチュワーデスのいでたちで ……。


職場では同僚たちから「姐さん」と慕われ、プライベートでは世界公園の警備主任として働くタイシェンという恋人もいるが、観客に振りまく笑顔とは裏腹に、将来に対して漠然とした不安を抱えている。
より多くのお金を稼ぐために転職する友人、恋人との結婚が決まった同僚、女であることを利用してキャリアアップをはかろうとする後輩、そして年上の女性に心を動かされてはじめたタイシェン。
憧れ、不安、嫉妬、失望、そしてささやかな喜び――さまざまな思いを抱えながら、ひたむきに踊り続けるタオ。北京の街も2008年のオリンピック開催を前に日々変わってゆく… …。




凝った撮り方、ほどよく省略のきいたストーリー展開、挿入される空虚な安っぽいアニメーション、さすがに飽きさせない内容。
セリフのない場面で自然と醸し出される悲観的な、情緒的な雰囲気が気に入りました。




ただ一つ気になったのは、映画の登場人物たちを「象徴化」しすぎているのじゃないかという点。言い換えれば「わかりやすく」しすぎているのではないかという懸念。


ちょっとネタばれになるので詳しくは書きませんが、きれいなお姉さん→浮気貧しそうな農民→悲劇金持ちおじさん→援交、といったように、登場する人物たちの見かけそのままにストーリーが進んでいくところには抵抗を覚えました。


だおは中国生活がそれなりに長いので、登場人物たちの生活する文化や社会のの背景をある程度わかっているつもりです。しかし、普段中国を目にしない人たちにとっては、なるべく「わかりやすく」、「理解しやすい」形でもって作品を作りこみ、提供する必要があるでしょう。


「わかりやすい」映画でなければ興行的に難しいのが世の中です。
("興行"にとらわれて失敗する映画は多いですよね。去年の陳凱歌監督の「無極」はその典型?)




今回の作品はある程度お金も期待もかけられていると思うし、中国国内上映を考えた部分もるように感じられるので、まだ見ていない以前の作品を見てみたいと思わされました。以前の作品の方が、この作品ほど「象徴化」の作業をせずに「ありのまま」を撮っているような気がします。


いつだって、「ありのまま」で「わかりやすい」ものはないですから。


そこに手を加えて見せてあげることで初めて「わかりやすい」ものになるんですよね。


逆説的に考えれば、「世界公園」を舞台にし、現在の中国を生きるある階層の若者とその周辺に適切な配役を与え、その姿を照らし出すことで「この上なくわかりやすい映画」を撮ろうとしたのがこの作品なのかも。そう考えると、恐れ入ってしまう監督さんなのである。




プラットホーム(原題:站台)

/ バンダイビジュアル(2002/09/25)
Amazonランキング:35,218位
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・ストーリー(公式HPより)
中国山西省の小さな町・汾陽(フェンヤン)。文化劇団(文工団)のメンバーの明亮(ミンリャン)瑞娟 (ルイジュエン)、張軍 (チャンジュン)、鐘萍 (チョンピン)は幼なじみ。劇団の練習、地方巡業の旅と、いつも一緒の時間を過ごしていた。1980年代半ば、自由化の波がこの小さな町にも押し寄せてくる。政府の方針の変化で劇団への補助金が打ち切られ、劇団そのもののあり方も変わってしまう。そして、彼ら4人の関係も不安定になっていく。明亮、張軍、鐘萍の3人は、劇団に残り仲間たちと一緒に旅を続けるが、瑞娟だけは町に留まる。それぞれが自分の生き方を探し始める。


『プラットホーム』は、改革開放のスローガンを掲げ、社会がダイナミックに変貌してゆく80年代の中国を背景に、地方を旅する文化劇団の4人の若者たちの10年間の歩みを綴ってゆく。文化開放政策により、新しい音楽やファッションが大陸へと入ってくる。人民服が、ラッパズボンやワンピースへと、革命歌が、台湾や香港のポップスや西洋のロックミュージックへと変わってゆく。女の子は、髪にパーマをかけ、化粧をし、隠れて煙草を吸う。男の子は、サングラスをかけ、ジーンズをはき、ラジカセから流れる最新の音楽で踊る。 未知なるものとの遭遇に、彼らの生活も少しずつ変化を見せてゆく。淡い恋をし、失恋もする。未来に対する希望をも持ちつつも、どこか不安をかかえている。そんな青春時代真っただ中の若者たちの10年を、『プラットホーム』は常に現在形で描いてゆく。それによって観る者は、若者たちの心の揺れ、痛み、喜びを、丸ごと感じるであろう。どんな時代、どんな場所にも存在する、普遍的な等身大の若者たちの姿がここある。




青い稲妻(原題:任逍遥 Unknown Pleasures)

/ ジェネオン エンタテインメント(2003/11/07)
Amazonランキング:29,743位
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・ストーリー(公式HPより)
中国の地方都市・大同(ダートン)。年上のダンサー・チャオチャオに恋をした19歳のシャオジイ。彼の親友で19歳のビンビンと受験生の恋人ユェンユェンは、まだキスさえしたことがない。都会の生活に憧れながらも、生まれ育った土地を離れられない。ニュースでは、WTO加盟やオリンピック開催決定など報じている。恋や現実に揺れ動きながら、未来を掴もうと手を伸ばす。まだ見ぬ享楽(Unknown Pleasures)を求め、疾走する彼らのココロは…。


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コメント

映画のコメントは難しいですね。
最近は映画の見方について、いろんなことを考えています。

賈樟柯は、いい意味で野心家です。



【2006/04/14 22:11】 URL | nya #bYEK.TUw[ 編集]
>nyaさん
はい、難しいです。何を書きたかったのかよくわからない内容になりました~
【2006/04/17 19:29】 URL | だお #-[ 編集]
だおさん:
ごめんなさい。
言いたかったのは、自分のことです。
だおさんのことじゃないんです。*

映画に前よりも近づけるようになって、自分のスタンスにいろいろ疑問を持ち始めています。**
【2006/04/17 23:25】 URL | nや #bYEK.TUw[ 編集]

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